ストーリー
カトリックのシスター、ヘレン・プレイジョーンはある死刑囚から文通相手になってほしいと依頼される。囚人はマシュー・ポンスレット。10代のカップルを惨殺した容疑で死刑を求刑されていた。ヘレンは文通を始め、面会を重ねるうちに死におびえて反抗しながらもなお無実を主張する男に心をつき動かされるようになる。事件の遺族や刑務官たちとの出会いは、ヘレンの当惑をさらに深めた。彼女は自問する。目の前のこの男が本当に殺人を犯したのだろうか。そして死刑という暴力を繰り返すことで何を得られるのか、と。それは自らの信仰の試練でもあった…。
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